今回の記事はナンピンについて書こうと思います。
ナンピンと聞くと、「危ない」や「怖い」と思っている人が多く居ます。
うちの会社の後輩(FXは向こうの方が先に始め、損した段階で辞めた模様)にも「ナンピンするEA買ってみたんだ。計画的無限ナンピンってコンセプトのを」って言ったら、「ナンピンですか?止めた方がいいですよ、しかも無限って何か怖ぇ~」って言われちゃいました^^;
トラリピやる人(
トラッパーって言うんですかね?)は何となく知っていると思いますが、ナンピンとトラリピは大きく違います。
まずはナンピンについてですが、Wikiの説明は
こちら
株をやっていたことがある人はナンピンは買い下がりのイメージが強いと思いますが、ナンピン売り上がりももちろんあります。
トラリピはひとつひとつがイフダンで別々の注文&決済ですが、ナンピンはナンピンした全部でひとつの注文&決済です。
ただ、似ている点もあります。
ナンピンもトラリピも最大含み損の計算は同じで良いと思います。自分が提供しているトラリピ運用試算表でそのまま計算できますね~グッジョブ(ぉ
じゃぁ、具体的な利用法は?というのがトラッパーの一番知りたいところですよね?
この辺りのことに関しては、MiyabiさんとEAの開発打ち合わせをしている時や、
こちらの記事で考えたりしたのですが・・・
■ロング(ショート)の場合
・高値掴みしてしまったロング(ショート)トラップが大きな含み損になっている時はT/P(決済指値)をオフ(0)にして、ただのポジションにする。
無くしたいポジションの平均建値を計算し、利確したい分を上乗せして
好きな時に全部決済する。
・最初から無くしたいポジションの平均建値を計算し、利確したい分を乗せた上で、
決済指値の値を全部同一値に変更する。
どちらにするかはお好みで。
たまたま狙っていたレンジから外れてトラップが発動してしまい、その後レンジに戻ったとします。本来なら含み損をずっと抱えることになっても、ナンピンに一旦切り替えることでレンジ内でトラリピによる利確を重ねながら、さらに含み損になっていたトラップも利益決済できる可能性が高くなりますよね?
ただ、どこまでのトラップをナンピンに切り替えて平均単価をロングなら下げる(ショートなら上げる)かが問題になりますが、割と確定的なレンジが形成されている場合はレンジ内にナンピン用トラップとトラリピ用トラップの2重にしてナンピンでの救済を優先しても良いのかもしれませんね^^
以上がナンピンによるトラリピ含み損救済の方法になりますがどうでしょうか?問題あればご指摘を^^;
#実はこの記事をまとめたのは昨日漫画喫茶でずっと考えていたくるくるワイドの全決済パターンの改善に繋がりそうな方法だったから・・・まだ悩んでいる段階ですがまとまった部分から書いてみようかな、とか考え中デス。
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ナンピンって漢字で書くと難平(なんぺい)って読みたくなるのは自分だけ?