ちょっと脱線した記事になると思いますが、変動コストトラリピの中で随時知らないうちに使われているスキルなので説明しておきたいと思います。
そもそも
ツナギ売買って何?という方も多いと思います。
仮勘定は株の売買を社会人になって数年経った頃やっていましたし、暫くして信用取引にも手を出しました。
その時にこのスキルを知っていれば・・・と今なら思えます。(大損はしてませんよ?)
FXが株よりも優れていると思えるのはまずはレバレッジ。諸刃の剣ともいえますが、リスクを把握すればレバレッジのメリットは膨大だと思います。
あとは売りから入るのが簡単ですよね。株は信用売りというのをやらないといけないのですが、その銘柄が決まってるので、売りたいときに売れないということがあり自分は辞めてしまいました。
とにかくツナギ売買は株の売買スキルというべきものなのですが、FXに応用するととても便利かと思います。
ネットで検索してもあまり良い記事が出てこないので、ちょっとまとめてみます。
なお、参考に読んだ本は林輝太郎さんの
ツナギ売買の実践ですが、1989年発行と昔の本であることや株・先物が題材として取り上げられているので色々読んでも「うーん・・・」って唸らされる箇所も多いですが、2回程読めばなんとか重要な部分は見えてきました。
FXに転化して記載します。
なお、ツナギとは英語でヘッジと同様な意味を持つので、ヘッジやヘッジを用いたくるくるワイドと全く同じ内容になる所もあるのはご了承ください。
例によって題材としてはオジ円、現レート79円でいきます。
79円で1万通貨ロングのポジションを持ちます。
レートが80円になりました。価格差1円×1万通貨=1万円の含み益の状態です。
ここでどうしますか?
Case1:利確して手仕舞う。+1万円でポジションなし
これは当然考えられると思います。利確千金とか言いますし。
Case2:新規1万通貨の売りを入れる。ポジは79円ロング1万通貨、80円ショート1万通貨。含み益+1万円
ん?と思った方も居るかと思います。
Case2の方法をツナギ売買のうちツナギ売りと言うようですが、ツナギには役割が3つ程あるようです。
◇
保険のツナギ
一時的にトレードに戻れない時など価格の下落に備えるためのツナギ
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利益確保のツナギ
ロングの含み益をショートで確定してしまう利確のツナギ
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コストダウンのツナギ
利益確保のツナギの延長上にあるものかもしれませんが、確保した利益でコストを下げる為のツナギ
順番に例を取り上げ説明していきます。
・・・と思ったけど、急に漫画喫茶に行きたくなったので行ってきます(マテ
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