トラリピ等の各種試算表の提供や波乗りトラリピ(相関スワップ+うねりトラリピ)について考えます。
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前回の記事の続きですが、まず仮勘定の設定を見てみましょう。
運用資産200万でNZD/円とAUD/円それぞれで両建てしています。
AUD/円の方が維持率が若干低めですが、NZD/円と合わせれば合計200万でも安全な運用と言えます。
さて、上記画像のものはExcelで計算式を組んでやっていますが、元々M2Jの口座開設した人が使用出来るトラリピ運用試算表をもう少し使い易くしてみたものです。
M2Jは買いと売りをわざわざ切り替えないといけないし、自分が使おうとしているフェイクストップロス(F・S/L)の証拠金の計算も出来ませんしね。
そもそもHPで「両建ては経済合理性にかける」と何度も言われちゃってるので、トラリピ運用試算表は両建てユーザー向けには作られていない気がします。
あとM2Jは計算中で手数料込みの計算をしているみたいで、上記Excelのものとは若干数値がズレます。(この辺りは電話で確認済みです)
そんなわけで、ロスカットレートまでは通常のトラリピ運用試算表と計算法は同じなのでそのまま利用すれば良いですが、それ以降のF・S/Lについてちょっと触れておきます。
前回の記事でF・S/Lについて書きましたが、レンジのどの位外に設定するかを決め、設定したレート時の含み損を計算します。
ここからが最初自分が勘違いしていたのですが、F・S/Lを建てた時の証拠金がちょっとだけ厄介でした。
例えばNZD/円の買いのトラリピだけで運用している人なら、F・S/Lを用いれば証拠金は変化しません。(M2J、FOREX共)
ただし、自分のように通常で両建てしている人は注意が必要です。元々建ててた売りの証拠金分が余分に必要になります。
つまり、画像のNZDの買い側の例でいくと・・・
F・S/L時のレート54.75円に逆建てた56000通貨を掛けて、レバレッジ分も掛けて必要証拠金を計算し、さらに最初に売り建てていた証拠金の116,748円を足した金額が必要になるわけです。
この点についてはM2Jのサポートセンターの方と念入りに確認しました。
あとは自分が運用したい通貨の条件を変えて、維持率を見ながら絶対ロスカットしないようにF・S/Lを使っていけば確実に利益を重ねることが出来ると思います。
レンジから外れた時のマイナススワップ分をある程度見ておけば良いと思います。
(仮にやばくなってもマイナススワップ分位ならなんとか入金で耐えれるかと思います)
もし仮勘定が作ったExcelが欲しいという奇特な方が居ましたら連絡下さい。
HPレンタルしてアップロードしますので。このブログって画像以外アップロード出来ないし、無料ブログだから余分な広告もあって何となく邪魔な気がします^^;
次回のリスク管理については、最近知った件についてもう少し煮詰めてから記事にしようと思います。
リスク管理=リターン管理でもあるという点についても書いてみよう・・・
トラリピをM2Jで徹底的に勉強していた時に感じたのは、トラリピの唯一の恐怖がロスカットだということ。それさえ防ぐことが出来ればトラリピは十分に資産運用として成立するといえそうです。
ロスカットを防ぐ為にはどうすれば良いのか?という点についてM2Jやトラリピを実施している方のブログを見ていると資金を多額に用意して、レバレッジをなるべく低くすることで耐えられるってことしか書いてありません。
それは正しいと思います。。が資金って限られてるし、もうちょっと上手い方法ってないのかな~?って常に考えていました。
・・・そこでふと気付きました。逆のポジション持てば損益は相殺するからそれ以上は損失増えないしイケるのでは??と。(ちなみにフェイクストップロスと勝手に命名しました(ォィ・・・)
買いのオージー円(AUD/円)トラリピを例に挙げると、レートがリーマンショック並みに下落した時に、持つであろう総ポジションと同じ量の売りポジションを建てます。
もちろんスワップは売りのマイナスの方が多いはずなので、日が経つにつれて少しずつマイナスが加算されていきます。(スプレッドによるコストは無視できるレベルかと思うので触れません)
ですがFOREXの場合でも10万通貨のポジションを持っていたとしても相殺スワップなんて一日-100円程度ですし、レートが1円下がって-10万円のダメージを負うより余程気楽だと思います。
トラリピを仕掛けたレンジに戻ってくるまでマイナススワップに耐えれればいいだけという点は注意したいですが、***ショックが起きても1年もあれば回復してくると思うのでそれまではジッと我慢するのが良いのかもしれません。
#なんとなく不安だったので、M2Jのサポートセンターに上記の方法ってどうなんですかね?みたいな質問をして、色々相談する中で大丈夫そうだと思ったのでした(笑
実はExcelでM2Jに口座を開いたときに利用できるトラリピ運用試算表のMT4版(手数料無料版+フェイクストップロス加味)を作って維持率を見ながらトラップのレンジを仕掛けたりしてます。
この辺りのことについて詳しいことは次回リスクとリターンについて書いてみたいと思います。