はじめにヘッジトラリピって何?って方は
こちらの記事をご覧下さい。
個人的な考えになりますが、トラリピは一度設定してしまえば基本的に放置しっぱなしです。
そして含み損の限界が来ると強制ロスカット≒資産ほぼ全滅⇒
FXからの撤退となります。
ヘッジトラリピはヘッジポジションを追加したり、決済したりするメンテナンス作業を入れることで撤退の可能性を低くすることが可能となります。
最近では魚屋さんのくるくるワイドとしての名称が有名のようですが、細かい部分で異なる部分もあるのでここでは通常のヘッジトラリピとして書いていきます。
まずヘッジトラリピの損益曲線は以下のようになります。(仮勘定の得意な手書き図。笑)
簡略化のためにロングヘッジポジションとそれより上のショートトラップを仕掛けたとします。(くるくるワイド型)
レートが上昇し、ヘッジポジの通貨数とショートトラップの合計通貨数が同数の時に利益が最大となります。さらにレートが上昇し、トラップが発動することでトラップの合計通貨数がヘッジポジの通貨数の2倍になった時に損益0となります。
くるくるワイダーにとってはおなじみだと思いますが、ヘッジポジ通貨数=トラップ通貨数となった時に全決済される方も多いと思います。
今回はこの全決済について考察してみます。
まずは全決済で実行している処理ですが
全決済=ヘッジポジの利確+全決済レート以下のショートトラップの損切り
となっているのは分かるかと思います。
ここでツナギ売買の技術を使うと以下のように書き換えることが可能です。
全決済=ヘッジポジと同量のツナギ売り+全決済レート以下のショートトラップの損切り
へぇ~って思った方や、それが何か?と思った人もここからが重要かと思うので続きをご覧ください。
通常の全決済ではヘッジポジもトラップのポジも無くなってしまいます。
せっかくポジ持ったのにこれって結構もったいないです。
まして
ヘッジもトラップも再利用可能です。
まさに時代はリサイクル!(違
そもそもツナギ売買というものをある視点で見るなら
単発の売買:買い⇒売りという点と点を
1本の線で結んだ売買
ツナギ売買:新規買い⇒ツナギ売り⇒買い決済⇒ドテン⇒ツナギ買い⇒売り決済⇒ドテン・・・というような
線を繋いだずっと続く売買
といえます。
売買を途切れさせないことで適用範囲を広げるわけですね。
将棋でもそうですけど、色々な局面に広く対応できる一手というのは重要です。
(仮勘定は将棋の腕前はおおよそ初段手前といったレベルですが、最近FXと将棋って似てるかなとか感じたりします。笑)
さて、このヘッジと同量のツナギ売りですが利用法として大きく2系統に分かれます。
まず一つ目は
スワップを美味しく頂く方法。(魚屋さんのブログタイトルに近い^^;)
そして二つ目は
ドテンを美味しく頂く方法。
ドテンを美味しく頂く方法についてはもう一段階利益構造について理解しておかないと難しい部分もあると思うので後回しにして、スワップを美味しく頂く方法について次回記事にしていきます。(トラップの再利用法もまた後で)
↓頭では理解していても記事にまとめると整理しながらなので結構大変だ^^;
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COMMENT
No Title
次回記事が楽しみです
Re:No Title
>
>次回記事が楽しみです
こんにちは~。
ぇと、次回の記事はスワップただ取りって感じなので以前優夢さんへのコメントで書いた内容と同じかもしれません。
まぁゆっくり記事化していきます(笑
No Title
お久しぶりですw
仮勘定さんの記事を見ているとやはりMT4&海外口座に移行しないとだめだなーと思いますorz
M2Jじゃそもそも両建てした時点でスワップマイナスだし、スプレッドと手数料でASKbidの差がでかすぎるw
技術が未熟な状態で裁量をやってはいますが、あのPIP差は正直キツイです(はあ
Re:No Title
>お久しぶりですw
>
>仮勘定さんの記事を見ているとやはりMT4&海外口座に移行しないとだめだなーと思いますorz
>
>M2Jじゃそもそも両建てした時点でスワップマイナスだし、スプレッドと手数料でASKbidの差がでかすぎるw
>
>技術が未熟な状態で裁量をやってはいますが、あのPIP差は正直キツイです(はあ
おはようございます。
ゆっくりとした裁量トレードならあんまりスプレッドは気にならないとか思ってるのですがどうでしょうか?^^;
ただ、トラリピッグさんは法人立ち上げた訳ですし、海外口座じゃなくてもForexJapanとかでレバ200倍とかでも良いのでは?とか思ってます。