うねり取りについて書く前にやっぱりもうちょっとツナギ売買について補足しておきます。
元々ツナギ売買は株で使われていました。株だと現物で持っているので(実際は電子株だけど)
FXで言うところのスワップ派と同じような扱いで良いと思います。スワップが配当金と同類ですね。
ただ、株は株価が下がっても最悪無くなるだけですみますが、FXはレバレッジが効いてるのでレートが下がりまくれば、無くなるまえにロスカットになります。
つまりレバレッジの分だけ早く資産が危険にさらされます。
スワップ派の方は過去最低値までは耐えれるようにしていると思いますが、そういった方こそ前の記事で使ったツナギ売りを使うのが良いのではないかと思います。
実際、くるくるワイドでも最初のロングは最低値まで耐えれるようにポジションを持つと思いますし、ロングより上に仕掛ける
ショートトラップはまさにツナギ売りそのものと言えます。
ロングのポジションに対して100%のツナギ売りを仕掛けなくても(つまりロングと同量通貨数)、
分割売り上がりで仕掛け、さらにそれを何度も繰り返すことで100%以上のコストダウンを図っているのです。
ただ、ショートの利確のタイミングだけはショートトラリピで一定なのである程度は機会損失しているともいえます。
最初に持つロングも
分割で買い下がるなどすればコストを平均的に下げることが出来るので利益を上げやすくなりますね^^
ん?ということは、最初からヘッジロングもナンピン買い下がれるように持っておくと普通のくるくるワイドでも下落方向への対処が楽なんじゃないかな?
未だに良く分かっていないくるくるワイドだったりします・・・。
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COMMENT
No Title
> ロングより上に仕掛けるショートトラップはまさにツナギ売りそのもの
私も、立花さんや林さんの本を読んでいて同様に思いました。
ロングより下は下抜け防止にショートを張る場合にそれをトラップにしたような感じかなと思います。しかしショートをロングより下に張るのはかなり勇気が要りますね。
あと、つなぎのコストダウン効果ですが、魚屋さんは仮想トラップ(でしたか?)と表現されていましたが同じ考え方ですね。
> 未だに良く分かっていないくるくるワイドだったりします・・・。
ロングトラップのみと比較してどこが有利なのか、よく理解できないです。汗;
takeshiさんのブログ記事のコメントにも書いてみました。
「くるくるワイド」と「ロングトラリピ」
http://takeshi1971.blog54.fc2.com/blog-entry-1304.html
ちょっと間違えた個所がありまして、
◎ 「ロングのみ」の場合は平均建値が下半分の中央にあるのに加え、合計ポジションも半分(正確には半分+1本)なので、その分含み損は少なくなる。
◎ 一直線で下抜けすることはあまりありませんから上下動でリターンが稼げるのはどちらも同じです。ただし一直線で下げた場合は「ロングのみ」は利益がありません。
> 最初からヘッジロングもナンピン買い下がれるように持っておく
わたしも同じようなことを考えました。ショートトラップとヘッジロングを例えば1000通貨づつ置いてゆけば管理が楽なのではないか? とか ロングを下重心にするために下へゆくほどすこしづつ多くするとか? そもそも下の方でショートを持つ必要はないのではないか? とか。
# 考えだすと夜眠れなくなりそうです。汗;
Re:No Title
ツナギ売買の視点で見るならわざわざヘッジロングに対してマイナスの利確をしている感じですからね。。個人的にやりたくないと思っています^^;
>ロングトラップのみと比較してどこが有利なのか、よく理解できないです。汗;
えっと、takeshiさんの記事も見てみましたが、ロングトラップというのがどういうことなのでしょうか?
くるくるワイドのショートトラップをロングトラップに置き換えるということでしょうか?
良く分からなかったもので・・・
>わたしも同じようなことを考えました。ショートトラップとヘッジロングを例えば1000通貨づつ置いてゆけば管理が楽なのではないか? とか ロングを下重心にするために下へゆくほどすこしづつ多くするとか? そもそも下の方でショートを持つ必要はないのではないか? とか。
立川さんの本で書いてあった不等分割ですよね。
今でははっきりとヘッジロングをナンピンエントリーするのが良いと思っています。
ただ、不等分割は難しいので暫くは等分でいきますけど^^